本当にランニングは健康にいいのか[賛成派編]
最近はどこでも、いつの時間帯でも道の歩道や運動公園でランニングをしている人を見かけます。
一言でランニングといえど、シューズ、大会、ウェアラブル端末などなど、趣味として見た場合はかなり深いスポーツだといえます。
今日はフィットネスの観点からランニングについて考えていきたいと思います。
「健康になる。長生きをする。痩せる。と言ったらランニングでしょ。」
というのは今となっては古い考え方なのかなと思います。
というか賛否両論あるのが現在の見解です。
ランニングはしたほうがいい
ランニングはしないほうがいい
全く逆の二つの意見があります。今回は賛成派の意見を自分の考えも交えながら考えるとします。
脳に与える影響を考えると、良いことがたくさんあるように見て取れます。
しかし、上記の四つで納得できるのは、うつ病の改善くらいでしょうか。
というのも、運動をすることで脳機能が活性化されるのは長い間研究され続けて出た事実のようですが、実際には運動の動作が複雑であるほど脳は活性化されるようです。
球技やダンスなどの、運動神経系を使うような運動は脳によくて、ランニングやサイクリングなどの同じリズムの連続的な体の動かし方は、脳に与える影響も少ないということです。
認知症の予防になるのも、糖尿病が防げることなどとセットになっているような気がするため、ランニングである必要性はあるのかが不明。(糖尿病を防ぐことでアルツハイマー病のリスクを下げることができます。)
ただうつ病改善にはなかなか効果があるかと考えています。
自分はストレス解消としてはランニング最大のメリットのように思っています。
これはランニングだけでなくウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動全般に言えることです。
先ほど脳への影響についても書いた通り、うつ病の改善には効果的だと思います。
しかし、ストレスを取り除くだけで根本的な原因の解消にはならないためあくまで「ランニングを取り入れてみてもいいかも」みたいな感じです。
ついでに、視野の中に海や山などの自然のものが入ることでもストレスの解消につながるので、ランニングをするときに組み合わせるといいかもしれません。
ランニングは全身運動です。
正しい姿勢。正しいフォームで適切な負荷をかけることで、筋トレのように筋肉を鍛えることができます。
ただ注意すべきなのは、ランニングフォームが悪くなると下半身だけに筋肉がついたりして、筋力トレーニングとしてあまり意味がなくなることもあります。
正しいフォームでやれば、ランニングは筋トレにもなって良いってことですね。
ランニングをしている最中は体温が上がります。
体温が上がると体が体温を下げようとして、毛細血管が皮膚のすぐ下のところまで上がってきたり、血管が開いたりして放熱をしようとします。
そのような状態になってもなおランニングを続けて体温を上げようとすると、毛細血管を増やそうと脳から指令が出されて、毛細血管が少し増えます。
これのように体温を上げてその状態を保つような長時間のランニングをすると、血管が増えることが分かっています。(そのため涼しい季節などに半袖半ズボンになると効果が半減します。)
血管が増えるとどのようないいことがあるのか?
いろいろないいことがあります。
具体的には…
多くの人がダイエットのためにランニングをします。
ダイエットに効果があるのかどうか自分の意見は[反対派編]で結論を出す予定なので、ここではなぜダイエットの効果があるのかについてまとめます。
ランニングをすると基礎代謝が増えるから
「筋肉を鍛えることができる」のほうでも書きましたがランニングは全身運動であるため、筋肉がついて、基礎代謝を上げることに関してはかなり期待ができるという。
また肺活量が上がることによっても基礎代謝量が上がります。
有酸素運動でカロリーを多く消費できるから。
ランニングは全身運動を長時間続けるためほかの運動よりも効率的にカロリーを消費することができます。
脂肪燃焼できるから
個人差はあるみたいですが、ランニングの最初の20分は筋肉の中に蓄えられた糖分を分解してエネルギーにします。その後糖分が切れると、脂肪を分解してエネルギーを作り出します。(筋肉も分解します)
ランニングで痩せる理由をざっくりまとめましたが、実はそんなにカロリーを消費できていなかったり、基礎代謝は実は上がってないって説もあります。詳しくは[反対派編]で。
ランニングは健康にいいのか
→賛否両論ある
ランニングは脳機能が活性化されるのか
→べつにランニングじゃなくてもいいかも
ランニングはストレス解消になる
→ストレス解消になる
ランニングは筋肉を鍛えられる
→全身を鍛えられるから良い
循環器系にいい作用
→結構いい
ダイエット効果がある
→それなりに根拠はあるが…